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30/05/2004「ニッポン vs アイスランド」
シティーオブマンチェスタースタジアムで行われた日本アイスランド戦を見に行きました。
アイスランドは鎌倉市くらいの人口しかなく、ポルトガルで行われるユーロ2004の出場権も得ていない国で、日本でも十分に歯がたつのではないかと思われていました。唯一のタレントと言えば、グジョンセンというチェルシーでかなりの試合のレギュラーを務めている選手しかいないわけで、これは勝ちにいく試合でした。
会場に近づくにつれて日本人をたくさん見かけました。在英邦人決起集会でも行われるのかという勢いで、日本から遠征している人もいたのでしょうが、たくさんの日本人が応援していました。イギリス人はほとんど来ていなく、会場のシティーオブマンチェスタースタジアムがホームグラウンドとなっているマンチェスターシティーFCのサポーターが物見遊山的にちらほら来ている程度。メインスタンド、ゴール裏はガラガラで、我々の陣取ったメインの向かいのスタンドだけ、盛り上がっていました。
キックオフを前に日本代表の知っている顔が出てきました。感動です。日本代表の試合ははじめてで、次々と出てくるキーパー楢崎、ディフェンダー中澤、宮本、ミッドフィールダー三都主、中村俊輔、稲本、フォワードのドラゴン久保・・・。ガクガクブルブルしちゃいます。アイスランド代表のグジョンセンにも感動。なんと朝にホテルで見かけてしまってから、グジョンセンにくぎ付けな我々がいました。我々の泊まっていたホテルはアイスランドの選手の宿舎で、朝飯を食べに行くときに、「ISLAND」というロゴが書いてある服を来ている大柄の人がいっぱいいて、もしや?と思っていたら、かのグジョンセンに会ってしまったからなのです。子供とも優しく写真に写るグジョンセンにはオーラがあって、純粋にかっこいいと思いました。
試合開始。前半きらりと光っていた選手は三都主、中村俊輔、中澤。三都主の切り開いていくドリブル、俊輔の大胆なサイドチェンジで相手の守備を崩していくスタイル、中澤の前線にボールを持ち込むためのストラテジー。これらが光りました。
点を取ったのはドラゴン久保。それも二点。チャンスはそう多くなかったですが、かなり綺麗に確実に決めていたのが印象的でした。
アイスランドで光っていたのは、何と言ってもグジョンセン。点は取りませんでしたが、ひとまわり大きい体でのボールキープ、突破力。ワールドクラスであることを証明してくれたような気がします。
後半、ジーコジャパンはかなりのメンバーチェンジを行いました。テストマッチなのでしょうがないですけど、前半ですでに二点取っていた久保を変えてしまったのは残念でした。代わりに出た柳沢がはずしまくって、「ヤナギサワー!」と怒号を浴びせていました(たくさんの人が叫んでいました。)。柳沢はポジショニングが良いのか、チャンスは多く作るのですがめったに決めれないところがあかんところだと思います。後半出場組では小笠原の活躍ぶりが光りました。小さくまとまってる感じはしますが、随所に見せるキラーパスが印象的でした。
結果、3対2で日本の勝ち!やっぱり勝つとうれしいですし、何よりもいい試合だったのが良かったと思います。だらだらと攻撃守備をする事無く、どの選手が良くてどの選手が悪いというのがけっこうわかった試合だったと思います。
最後に、私が考えるベストメンバーを。キーパー楢崎、ディフェンダー中澤・宮本・田中、ミッドフィールダー三都主・稲本・小笠原・中村俊輔・中田英寿、フォワード高原・久保。稲本はリードしているときの守りで。本山もスーパーサブとして敵をかき回してくれそうな気がします。
火曜日はイングランド戦です!
01/06/2004「ニッポン vs イングランド」
日本アイスランド戦に続いて、日本イングランド戦を見に行きました。
イングランド監督エリクソンは来るユーロ2004にむけてベストメンバーで挑むことを表明しており、気合の入った試合になることは必至の状況。イングランドはスタープレーヤー揃いで、代表に選出されたメンバーのうちで知らない選手の方が少ないくらい。レアルマドリードに移籍したベッカム、マンUで活躍しているガリーネヴィル・ポールスコールズ、アーセナルで活躍しているアシュリーコール・ソルキャンベルといったディフェンダー陣、フォワードはオーウェン・ルーニーあたりが挙げられるでしょうか。ここでヘスキーは挙げないでおきます。(笑)
今回はサポーター席です。まわりは全員日本人。3000人くらいいたのではないでしょうか。サッカー命ではるばる日本からやってきた人、マンチェスター在住でのんびり観戦の人、ロンドンから遠路はるばる車かバスで来ている人、さまざまでしたが、アイスランド戦のときに買ったフェイクのTシャツがとても人気で、「それどこで買ったんですか?」と言われること十数回。実は、そのTシャツを売っていたおじさんは僕らに売ったあとに警官に捕まってたっぽく、試合開始前まで、その姿は見ることはできませんでした。
選手入場。日本のメンバーはほぼ予想されていたメンバー。ドラゴン久保で歓声が上がったのはアイスランド戦での活躍を認められたからだろう。小野はアイスランド戦で密かに活躍していたらしく、周りの人が「今日は小野に期待したい」と何度も言っていた。イングランドはベストメンバー。スタープレーヤーが揃うとはこのことで、全員知ってる。オーウェンとベッカムの人気が図抜けていた。君が代斉唱でイギリスの有名なテノール歌手が歌詞を間違えてたのはご愛嬌として、いやおう無くボルテージは上昇。イングランドの応援がすごい。
試合開始。前半始まって30分。イングランド猛攻。強い。強すぎる。ジェラードをフリーにさせすぎていて、彼のサイドチェンジが面白いように決まり、ニッポンのディフェンダーが翻弄されている。それにしてもジェラードのサイドチェンジは速く正確で、やばい。ズボンからシャツが出ていてだらしなさそうに映っていても、正確で速い。何がなんだかわからないままにジェラードあたりにシュートを打たれ、楢崎がこぼしたところをオーウェン先制。楢崎もヘボかったが、決めたオーウェンを誉めよう。ゴールが決まったときの歓声は文字通り「うねる」感じ。ひょえーーー!サッカーってこういうふうに応援するもんなんだと思う。
点を取られてからしばらくして、三つの都の主ことサントスがペナルティーエリア内で倒される。遠くてよくわからなかったが、PKコールが鳴り止まなかった。僕は「レフェリー!!」と叫びつづけた。が、一旦下されたNOファールの判定は覆るはずが無い。あとでVTRを見てみたところ、あれはどう見てもPKだった。残念だ!
前半終盤はそこそこいい試合をしていて後半に期待を持たせていた我らがニッポン。後半に入ると、逆にイングランドを翻弄。ベッカムが守らないとか、ランパードとスコールズの歩調が合わないとか、イングランドもまだまだ調整不足なところを見せてはいたものの、ついに小野がゴール!キーパーの股を抜いてするするとネットを揺さぶったのです。抱き合う。拳を突き上げる。同点だ!日本代表の歴史に新たな一ページが刻まれる可能性が見えてきた!中村の緩やかなパスからサントス、小野、ゴール。すごい。ニッポンって強いよ!感動の瞬間だった。この試合を生で見ることができて本当に良かった。
結果は1対1だったものの、日本はけっこう押してたと思う。イングランドにとってはランパードとスコールズのうちどっちかを外して誰か守備的な人間を入れた方がいいとかわかっただろうし、日本にとっても、誰がどう出てもかなりやれる手ごたえがつかめたのではないでしょうか。稲本が骨折してしまったのは誠に残念だけれども、アイスランド戦のレビューのときも稲本は控えでもいいと考えていたし、しょうがない、諦めよう。それより、小野が輝いていたのがうれしい。翌日のタブロイド紙で、「Oh! No!」と駄洒落された小野!格好いいぞ!!
恒例のベストメンバーを最後に。キーパー楢崎はちょっと怖いけど、川口よりはいいかな・・・。、ディフェンダー中澤・宮本・坪井(田中は出てくれなかったのでジーコの戦略構想から外れているくさい)、ミッドフィールダー三都主・小野・小笠原・中村俊輔・中田英寿、フォワード高原・久保。
ニッポン、ワールドカップ余裕です。こうなりゃインドにヘキサゴン!イングランド相手にこんなに善戦していいんですか?いいんです!!では。
02/06/2004「マンチェスターに行ってみた」
ベッカムのいたマンチェスターユナイテッドで有名なマンチェスターに行ってきました。ロンドンからは日帰りは厳しい距離があります。ロンドンA5からですと、A5からM1に道路の名前が変わりますが、まっすぐと76マイルほど乗りつづけ、ジャンクションの19番でM6に乗り換え、M6をひたすら110マイルほど。「CROFT INTERCHANGE」で「LEEDS, BOLTON, [M62]MANCHESTER」の方角に10マイルほどで市内に突入です。200マイルちょいあるので、ワンストップで快適な距離かと思います。
マンチェスターと言えば、産業革命が起こった都市としても有名です。その産業革命のすべてがあるといわれる科学産業博物館に行って来ましたがたいして見所もありませんでした。マンチェスターは総じてつまらない街、というのが僕の印象で、ロンドンのように古い建物に代表される風情さもなければ、緑もあまり多くないわけで、ASDA(大手スーパー)の駐車場で私が二時間も寝ていたとしてもそれは誰にも責められることではないかと思うのです。
しかし、そんなマンチェスターでも、ちょっとした発見がありました。それは、マンチェスターベースのビタービール、「ボーディントン」です。かなりクリーミーで、苦味もあまり無く、冷たくして飲むのですが、日本人好みのビターかと思います。メジャーブランドで言えば「ジョンスミス」よりも「テトリーズ」にけっこう近い感じ。滞在一日目、4パイントも飲んでしまいました・・・。
ま、マンチェスターに行った目的はサッカー日本代表の試合を見に行くことだったので、たいして観光はしてません。サッカーの関しては、また別に書きましたので、それを参考にしてくださいませ。マンチェスターの街はとても大きく、雑然としていて、観光で来る所でも無いのかもしれませんが、湖水地方に行くときとか、もう一度くらい行ってもいいかななと思ってます。あくまでも経由地で。
06/06/2004「リージェンツパークのバラ園」
アムステルダムからお友達が来まして、学生みたいに遊んでおりました今週末です。久々に学生時代の頃のようにはちゃめちゃに遊んでしまいました。
で、日曜の朝にリージェンツパークに行ってきまして、うすうす知ってはいたのですが、バラがものすごく綺麗に咲いていました。柄じゃないんですが、感動しました。
08/06/2004「今週末からユーロ2004がはじまります。」
プレミアリーグは有料サイトでしかやってくれないイギリスですが、ヨーロッパ版サッカーワールドカップと言える「ユーロ2004」は地上波で放送することになっています。これはヨーロッパのサッカーを知り尽くすまたとない機会であり、って別に知り尽くす必要はさらさら無いのだけれど、どの試合を観戦しようかと考えているうちに、放送スケジュールを作ってしまったので、載せときます。注目の試合はやっぱりイングランド戦。日本との戦いで若干の不安を見せたが、アイスランド戦は大勝。どんな布陣でくるのか今からワクワク。そういえば、日本戦見に行ったときに稲本の動きがあんまり良くなくて、一緒に行った先輩が「また稲本か・・・」、「あいつキャバクラ行き過ぎ!(真偽不明)」などと野次っていたことを思い出してみる。また、フランス、イタリアの戦いも楽しみ。ワールドカップで「ジッダーーーンッ」と叫んでいたことを思い出す。当時はドイツのヤンカーが妙に頑張ってるように見えて、「ヤンカーーーー!」とも叫んでいたが、今回は出ないらしい。
さておき、何と言っても、どのチームも本気で来るところが注目なのです。表の見方は、左から、チーム名・試合開始時刻or放送開始時刻・チーム名・放送するテレビ局、の順で並んでます・・・。
Saturday 12 June
Portugal 1630 Greece BBC One
Spain 1930 Russia BBC One
Sunday 13 June
Switzerland 1645 Croatia BBC One
France 1945 England ITV One
Monday 14 June
Denmark 1700 Italy ITV One
Sweden 1945 Bulgaria ITV One
Tuesday 15 June
Germany 1930 Holland BBC One
Czech Republic 1700 Latvia ITV One
Wednesday 16 June
Greece 1645 Spain BBC One
Russia 1945 Portugal ITV One
Thursday 17 June
Croatia 1930 France BBC One
England 1700 Switzerland ITV One
Friday 18 June
Bulgaria 1645 Denmark BBC One
Italy 1945 Sweden ITV One
Saturday 19 June
Holland 1930 Czech Republic BBC One
Latvia 1700 Germany ITV One
Sunday 20 June
Spain 1930 Portugal BBC One
Monday 21 June
Croatia 1930 England BBC One
Tuesday 22 June
Italy 1945 Bulgaria ITV One
Wednesday 23 June
Netherlands 19:45 Latvia ITV One
Thursday 24 June
QF1 TBC
Friday 25 June
QF2 TBC
Saturday 26 June
QF3 TBC
Sunday 27 June
QF4 TBC
Wednesday 30 June
SF1 - QF1 1945 QF3 ITV One
Thursday 1 July
SF2 - QF2 1945 QF4 ITV One
Sunday 4 July
Final 1945 ITV One
さて、何試合僕は見るのでしょうか??
13/06/2004「Boddingtonsチャンス!!」
テレビコマーシャルでたまにあるんですけど、スーパーの棚が全部その広告を出している会社の商品で埋め尽くされるってことあるじゃないですか?規模は小さいですが、それをやってみました。なんか中が空いてしまって、陳列がいまいちですね。
まぁそんなことはどうでもいいんですけど、マンチェスターで我々をうならせたビタービールのボーディントン(ボディントン)の話を会社のイギリス人に話したところ、わりと大きいスーパーならば売っているんじゃないかとの情報をゲット。早速、家の近くのわりと大きいスーパーに行くと・・・。
ありました。それも値引き。440ミリリットル缶(中途半端なサイズですが、パイントグラスでほぼいっぱいになる容量です。)24缶で15ポンド。1缶60ペンスちょい(約120円)。うおー安い→即ゲット。
イギリス来て感動したことの一つがビールの文化で、去年の12月くらいに初めてビターを飲んでから、強烈にビターにはまっておるのです。今日も元気に、Boddingtonsチャンス!
13/06/2004「イングランド v フランス」
今日は、クロアチア v スイスが5時からあって、イングランド v フランスが7時からあって、サッカー三昧の一日を送りました。クロアチア v スイスは超一流国で無い国同士が戦う試合ではなかったわけで、カードが飛び交う「汚い」試合でした。かたや、イングランド v フランスはとても見ごたえのある好試合でした。
実はこの試合は見ていらっしゃらない方はついて来れないでしょうが、2対1でフランスが勝ったのですが、すごい試合でした。歴史に残るくらいの試合でした。
前半、イングランドのルーニーが絶好調で、絶妙なポストプレーを絡めつつ、何度もチャンスを作り、イングランドが押していました。そこで、ベッカムのすばらしいアーリークロスからランパールドが先制。ポルトガル・リスボンのスタジアムなのに観客はほとんどイングランドサポーターばかりで、歓喜の声が沸き、このまま行くのではないかと思われました。オンリ・トレセゲのフランスツートップは持ち味を生かしきれておらず、イングランドの固いディフェンダー陣にことごとく跳ね返されていました。
後半、ルーニーの活躍は続き、あのちょっと太った体で何故あれだけ速いドリブルができるのか?という突進で、PKをゲット。2対0になってイングランドは余裕との見方が、ベッカムのPKが外れるまでは・・・、大勢でした。ベッカムが外したときも「まぁ、しょうがないか、逃げ切りだな」と皆思っており、今後戦うクロアチアとスイス戦に向けて戦力を温存するためか、ルーニー・オーウェン(今日は活躍する出番が無かった)・スコールズを外し、ヴァッセル・ヘスキー・ハーグリーブスを投入。90分を過ぎ、以前1対0。いやぁ、今日はいい試合を見た。明日イギリス人の同僚になんて言おうか。なんて考えていた。
ロスタイム。不用意なファールからフリーキックを与え、ジダンが得点。その二分後、ジェラードから再び不用意なパスがゴールキーパーに向けて蹴られたが、それをキープしたのはオンリー。キーパーがたまらずオンリーを倒しPK。ジダンが得点。そしてタイムアップとなった。
明日、イギリス人の同僚に、なんて言おうか・・・。
16/06/2004「ポルトガル v ロシア」
がけっぷちに立たされている開催国ポルトガル。グループAの結果をおさらいしておきますと、12日の試合でギリシャがポルトガルを下し、スペインがロシアを下し、本日の5時からの試合でギリシャとスペインはドロー。というわけで、スペインとギリシャが二試合を終えて勝ち点4で並び、ロシアとポルトガルが勝ち点0という感じ。この試合、負ければその時点で決勝トーナメント進出の夢は絶たれ、引き分けても、次の試合、スペイン相手に勝たなければいけないわけで、どっちにしても厳しいわけで、「とりあえず勝て」な状況でのキックオフ。
ギリシャ戦に後半出たおなじみのクリスティアーノロナウドはベンチ。ルイコスタもベンチ。選手を入れ替えて必死感が伝わってくる。前半キックオフ。サポーターにも後押しを受けて、一方的にポルトガルのペース。特にフィーゴは気合入りまくりで伊達男な顔もさることながらフィジカルが強く、パーソナルスペースが大きく、ディフェンダーを圧倒。開始後すぐにフィーゴのフリーキックがこぼれたところを誰かが中に入れ、Manicheがゴールを決めた。後半ロスタイム間際、ロシアのまずいバックパスからキーパーがペナルティエリアの外でハンドしてしまい一発退場。良かったねポルトガルという気持ちの中、ハーフタイム。
後半は10人になったロシアが押した時間帯もあったが、終了間際に途中出場したクリスティアーノロナウドのアウトサイドの絶妙なクロスからルイコスタが駄目押し。フィーゴもルイコスタもいつもぱっとしないときが多いのだが、今日は決めてくれた気がする。クリスティアーノロナウドはやっぱりうまい。ポルトガルのやるリズムあるサッカーとはちょっと違和感があるって言うか、合わない感はあるけど、うまいね。
次の試合ポルトガルはスペインに勝たなければいけないけれども、面白い試合になりそうで楽しみ!20日日曜、7時45分キックオフです。
18/06/2004「イングランド v スイス」
フランス戦の逆転負けのショックから3日が経過し、イングランドにとって何が何でも勝たなければいけない一戦だった。勝たなければいけない一戦だったが、相手はスイスであり、言ってみれば格下で十分に勝てる相手だったわけで。
5時から始まる試合だったんで、前半はオフィスで見て、後半はパブで見たのだが、オフィスにはなぜかビールがあり、クリスプスがあり、フロアのボードでTV中継されている。イギリス人はこういうことに関しては芸が細かいんだなー。
ルーニーのゴールで先制。後半、パブに移って、スイスの選手が一人退場、ルーニー・ジェラードのゴールで3-0。
勝ちました。でも、この試合歯切れが悪くてあんまり面白くなかったわけで・・・。勝てば官軍であることはわかっていても、もうちょっと見ていて楽しい試合をして欲しかったなぁと思う。ただ、ルーニーは絶好調。体があんなにキレるのはなぜなのだろうか?
クロアチア戦は引き分けでも決勝トーナメントにいけることが確定。でもいい試合をして欲しいなぁ。
イングランド v クロアチア に関するお話を少し。
会社の同僚がクロアチア戦のチケットをゲットしたらしく、「月曜日休みたい」と言ってきた。
悔しかったので、「マルボロ1カートンお土産で買ってきてくれたら良いよ」と返してみた。
「そんなことでいいの?」と言われ、自分の器の小ささを実感。切ない。
19/06/2004「イタリア v スウェーデン」
イングランドフランス戦に負けず劣らず好カードであるこの試合を見逃すわけには行きません。お気に入りのテイクアウェイで晩飯を買い込み試合観戦。イタリアはタレント揃うスター軍団。ゴールキーパーのブッフォンからして世界最高だし、ネスタ・カンナバーロといった伝統のディフェンダー陣、デルピエロ・戦車ビエリ・若手成長株のカッサーノなどなど・・・。一方スウェーデンはタレントはそんなに揃わずともチームとしては非常に強いチーム。ロンドン在住のワタクシとしてはアーセナルのユンベルグは見逃せませんし、イブラヒモビッチのうまいプレーも見もの。
キックオフ。開始後10分でこの試合はレベルが高いと感じさせるような綺麗な試合。見ていて気持ちいいし、テイクアウェイで買ってきた冷やし中華が美味。ま、それはおいといて、全体的にはイタリアが優勢。スウェーデンのパスが狭いところを無理に通してくるサッカーをしていたのに対し、イタリアはボールを安全に回しながらチャンスを探る感じ。数々の決定的なチャンスを経て、ついにイタリアがカッサーノのヘッドで先制。
おー、すげー、イタリアサッカー好きになりそう。でも、スウェーデンもまだいけるかもな・・・。という前半。
後半の序盤もイタリアが押し気味にゲームを進める。決定的なチャンスが二度あったが、ビエリ・デルピエロ、共にゴールすることができなかった。これが後になって響いた・・・。イタリアは終盤カッサーノとデルピエロを交代させる。あ、この展開、イングランドフランス戦にそっくりじゃないか?ひょっとするとひょっとしたりして?と思っていると、スウェーデンが反撃に出る。後半終盤のスウェーデンのポゼッションは非常に高く、いつ得点してもおかしくない状態。
そしてついに、イブラヒモビッチが芸術的なゴール。(これ、マジですごかったです。鳥肌が立つとかそういうレベルじゃなく、もうなんていうか、「うぎょーー」って感じ)
同点でこの試合終わりました。
イタリアは非常に苦しい展開になりました。グループCの勝ち点はスウェーデン4、デンマーク4、イタリア2、ブルガリア0。イタリアは次の試合、爆勝ちすればOKですが、かなり危険な状態・・・。あんなにいいチームが予選敗退なんて想像できないー!では
21/06/2004「スペイン v ポルトガル」
開催国ポルトガルは勝たなければ決勝トーナメントに進出できないわけで、その相手は国際トーナメントで分が悪い(悪かったと思う)スペイン。観客の応援を背に受けることで、この大会を盛り上げることができるのか?何にしても屈指の好カードであることには間違いありません!ボディントン(Boddingtons)をテーブルに観戦開始!
前半、ポルトガル優勢でゲームは進む。フィーゴはやっぱり伊達男だし、うまい。突破力、センタリングも秀逸。終盤に見せたロナウドへのセンタリングはゴールしてもおかしくなかったかと。そういえば、クリスティアーノロナウドって19歳なんですよね。若いなぁ。デコも大活躍。うまく攻撃陣がリンクされていた。ロナウドは前回の日記で「ポルトガルのサッカーに合ってないのでは?」と書いたが、今日は修正されたのか慣れたのか、いい感じだった。0-0。
グループ最終戦ということで、ロシアギリシャ戦も同時にキックオフ。前半、グループリーグ敗退確定のロシアが2-1でリードしちゃっているもんだから、え?このグループ勝ちあがりはどうなるんだ?とBBCのホームページをチェックチェック。ポルトガルはこの試合勝たないとダメみたいで、スペインはこの試合負けてもギリシャが爆負けすれば可能性があるようで・・・。面白い。
後半、10分を過ぎたときにヌーノゴメスがすばらしいミドルシュートでポルトガル先制!執念が運命を決めるというのだろうか、この得点は筋書きにあったような気がするようなゴールに吸い込まれていくシーンだった。それにしてもポルトガルのコーチ陣は全員いい感じに太っていて、「マリオ」みたいだ。
その後、ビューティフルなフィーゴのフリーキック、コーナーキックがあったが、加点できず。その何分後かにスペインの決定的なチャンスがあったがゴールポストに二度阻まれた。これも運命なのだろうか?これが筋書きなのだろうか? フィーゴが残り10分というところでディフェンシブな選手と交代。嫌なかんじだが、スペインの右サイドがけっこうフリーになっていたのでそこを補うには良い交代かもしれない。
スペインの人数を掛けた攻撃にも何とかポルトガルは対応し、カウンターから決定的なチャンスを奪うと共に、時間を稼ぐ。そしてタイムアップ。ギリシャはロシアに負けたがポルトガルと共に決勝進出。スペインは残念だった。
ところで、デコの顔が母を尋ねて三千里のマルコに似てるって思ってるのは僕だけでしょうか。そういえば、デコはブラジルからの帰化選手・・・。ポルトガルの試合、面白い!まだ見れる事になって非常にハッピーです。
22/06/2004「イングランド v クロアチア」
さぁ、キックオフだ!僕は日本人なのに、この試合、むちゃくちゃ緊張しながら見ている。手に汗がべっとりだ。
前半、両チームとも緊張していたのか、精彩が無かった。クロアチアが先制したのだが、点を取ってから思ったのが、「こう着状態のときのフリーキックには気をつけろ!」という、かのニーチェの名言を思い出した。(嘘)
あー、僕は暗くなった。その後もクロアチアのアーリークロスが何本も入り、いつ二点目が入るかという不安でいっぱいだった。後半はこのアーリークロスに対するディフェンスを修正しなきゃいけない。(ってBBCの解説者が言ってたのだけれど、激しく同意)
ピンチの後にはチャンスが来るのは戦いの常で、この日も動きが良かったルーニーが徐々にクロアチアディフェンス陣を崩していき、ついにカオスとも言えるゴール前にて、ルーニー→ポールスコールズ同点弾。男です。さらに、クロアチアが動揺している間にルーニーにアンビリーバブルなスペースを与えてしまい、ミドルシュート炸裂!!!
「パスをくれよ!」とルーニーが言う。素直にパスをもらう。シュート。ゴール。すげー。2-1、イングランドリードで前半終了。
後半、お気に入りのビール、Boddingtonsを飲みながらの観戦。もうなんか余裕である。
気分良いところに、王様ルーニーが2点目!どうして僕はプレミアリーグを延々と見ておきながら、この選手に気付かなかったのだろう?ちょっと大柄な体格のせいで彼の素早さを見ていなかったのだろう。
それにしてもルーニーはイングランドのユニフォームが良く似合う。ティエリーオンリがフランスのユニフォームを見てもあまりしっくり来ずにアーセナルのユニフォームを思い浮かべてしまうのとは対照的だ。
その後一点を返されたがランパールド(笑顔が素敵だ)が突き放し、結局4-2でイングランド大勝利。気持ちいい!!そういえば辛抱強いセービングを見せたデイビッドジェームズにも拍手だ。
フランスはスイスに3-1で勝ち(オンリ2得点)、イングランドは次戦ポルトガルとの世紀の大一番、フランスはギリシャと戦うこととなった。イングランド、ディフェンスに若干の課題を残したが、勝てば官軍である。いい試合だった。
23/06/2004「アブラモビッチさんのクルーザー」
会社の同僚がユーロ2004のイングランドクロアチア戦を見に行ったときに、アブラモビッチさん(イングランドプレミアリーグ・チェルシーのロシア人オーナー、ってみんな知ってるか・・・)所有のヨット、「グラン・ブルー」を見て、エキサイティングだったと言っていました。ここに写真が載っています・・・。ここにも写真が載っています。
いやぁ、370フィート(123メートル)くらいあるらしいです。で、ヨットの上にヘリコプターがあって、ちっちゃい船(モーターボートとかちっちゃいヨット)がついていたそうです。すげー。
24/06/2004「ユーロ2004決勝トーナメントおさらい」
ベスト8が出揃いました。イギリスでの放映日程をおさらいしておきますと・・・。
Thursday 24 June
QF1 Portugal 1930 England BBC One
Friday 25 June
QF2 France 1930 Greece ITV One
Saturday 26 June
QF3 Sweden 1930 Netherlands ITV One
Sunday 27 June
QF4 Czech Republic 1930 Denmark BBC One
Wednesday 30 June
SF1 - QF1 1930 QF3 ITV One
Thursday 1 July
SF2 - QF2 1930 QF4 ITV One
Sunday 4 July
Final 1930 ITV One
今日の試合は、気合い入りますなぁ。
25/06/2004「イングランド v ポルトガル」
会社のイギリス人の多くが「カモン!イングランド!」と叫びながら足早に会社を後にしていた。決勝トーナメント第1戦、盛り上がっている。
先取点は会社のイギリス人の多くが予想していた通り(笑)、イングランドの至宝、マイケルオーウェンによるものだった。ポルトガルのディフェンダーのヘディングがマイナスの方向に飛んだところを捕らえ、ファンタスティックな足技でゴールネットを揺らした。
その後、グループリーグで黄金の活躍を見せたルーニーがくるぶしを痛めヴァッセルに途中交代。それからのイングランドは・・・、攻められる一方だった。こんなイングランド見たくない!と思いながら、フィーゴの不調とクリスティアーノロナウドの突破を効果的に抑えていたおかげで何とか前半、後半の終わりまで0点で防いでいた。
残り10分のところで、ついにポルトガルが追いついた。センタリングからのヘッドを決めたのはポスティーガだった。あー、万事休してしまうのか。ルーニー・スコールズ・ジェラードはもうベンチに下がってしまった。
終了間際にベッカムのフリーキックからのシュートがバーに当たり、選手が交錯する中でキャンベルがゴールネットに突き刺す。しかし、キーパーチャージの判定。これはファールではなかった。ファールではなかった。
「Referee!!!!!!」と10億人が叫ぶ中、エクストラタイムに突入することを告げるホイッスルが鳴った・・・。
シルバーゴール方式による延長戦。90分の中での劣勢を見ていた僕は「絶望的だな」とささやいていた。そんな中、延長後半にルイコスタのミドルシュートが綺麗に決まり、2-1。
しかし、死して屍とならず、イングランド。男の中の男、フランクランパードが決めた。魂が宿ったゴールだった。2-2。試合は引き分けで終わり、ペナルティキック合戦で勝負をつけることに・・・。
PK合戦については書きませんが、あー、悔しい!本当に悔しい!